幸せになる為には、自覚的に生きている人をより多く知るという事が重要になってきます。

このシリーズでは、そのような自覚的に生きている人たちをご紹介します。


知的好奇心はあるけど、なかなか良いコンテンツや人物を見つけるのが苦手な人にはおススメです。

先日ご紹介した“小名木さん”の場合も、彼の人気ブログはけっこう内容がガッツリしていて読むのはしんどい感じですが、CGSの動画は肩の力を抜いてテレビでも見る気楽さで楽しめます。

企画屋「議員」

今回ご紹介するのは、政治家の神谷宗幣(かみや・そうへい)さんです。

政治家といっても、現在は落選中で議員ではありません(^^;

肝心の選挙では2015年に落選しているわけですが、個人的にはこういう政治家がいても良いんじゃないかと思います。
継続できる限り、頑張って欲しいなと思います。

それはさておき、神谷さんの活動で際立っているのは その情報発信の質と量です。

彼が立上げたインターネットチャンネル「CGS」では、Youtubeで政治や歴史、経済をテーマに、ゲストを招いて毎日番組を配信しています。

政治家でそんな事している人って他には知らないし、すごく新しいと思います。
政治版”ジャパネットたかた”みたいですよね。

注目すべきは、私は別に彼の選挙区に住んでいるとか、誰かに推薦されて知った訳では無いという事です。

たまたまYoutubeの関連動画に出て来て「単純に面白そうだったので見始めた」というのがCGSとの出会いでした。

つまり、かなりプロモーションが当たっているという事だと思います。

彼の事を全く知らなかった人がYoutubeでその存在を知り、動画を通して何となく神谷さんの目指す所が分かっていくという訳です。

でもCGSの動画って、そういうマーケティングが上手とか、広告にお金をかけているとかいう事でも無いような気もします。

単純にコンテンツが面白いのです。

コンテンツ・ソムリエ「議員」

何より、ゲストのチョイスにセンスが有ると思います。

時々は既に知っていた人も出てきますが、初めて知るけど「こんな人がいたのか!」という人を色々と知ることが出来るのです。

そういう、知名度こそ低いけど有意義で独自性のある人物を見つけてくる才能が、神谷さんの活動のコアになっている気がします。

ご自身でも言っていますが、あまり既存の形式の選挙活動には重きを置いていないようです。

それよりも、海外研修やセミナー、講演などで若者の意識改革のために働く時間が殆どで、動画配信もその一環でやっているのです。

コメンテーター「議員」

「インターネットチャンネルCGS」の面白い所は、動画の内容が”神谷さんの演説”では無いところです。
政治家にしては珍しく、主義主張を押し付けてくる感じの人ではありません。

神谷さんが「この人の話には価値がある」と認めた人をゲストに招き、自分はコメンテーターとして聞き役に回っています。

でもコメンテーターの役割って意外と大切で、聞き役が上手だとゲストも本領を発揮しやすいし、視聴する側にとっても分かりやすい対談に仕上がるものです。

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